体の悩みを改善するには?

痛風が起きる主な原因は、大きく分けて6つあります。

 

・アルコールの飲みすぎ
・食生活の欧米化
・激しい運動
・ストレス
・薬の影響
・病気

 

アルコールは尿酸値を上昇させやすい飲み物なので、
飲みすぎると痛風の原因になると言われています。

 

それに、食生活が欧米化したことによって、我が国でも肥満が増加し、
高尿酸血症の方が増えているのです。

 

激しい運動をすると汗をかくので、
体内の水分が失われ、血液の濃度が濃くなります。

 

濃度が濃くなると尿酸値が上昇してしまいますから、
運動中は水分をこまめに摂取してください。

 

ストレスを感じやすい人は、痛風になりやすいといわれているので、
ストレスを蓄積させるのは良くありません。

 

薬の中には尿酸値を上げてしまう作用があるものも存在するため、
気をつけないといけませんし、

 

腎機能に疾患を抱えていたり、血液の病気になると尿酸値が高くなり、
痛風を引き起こす可能性もあります。

 

痛風が起きる原因はいくつもありますが、
生活習慣を見直すだけで、かなりの確率で痛風を予防できるでしょう。

 

 

痛風の症状

 

痛風になると、どのような症状が起きるのでしょうか?

 

痛風の症状は、大きく分けて3つあります。

 

・関節の痛み
・腎臓機能の低下
・合併症

 

痛風になると、関節を中心に激しい痛みを伴います。
特に、足の親指の付け根、足関節、足の甲に痛みを伴うことが多いです。

 

初期症状であれば、そのまま放置しておいても、
3日程度で痛みが消えていきます。

 

痛風になると、腎臓機能が低下してしまい、腎不全になる恐れもあります。
腎不全は日常生活を脅かす恐ろしい病気なので、注意しないといけません。

 

痛風が進行すると、以下のようなことが起きます。

 

・発作の繰り返し
・炎症部分の腫れ
・痛風結節
・高尿酸血症
・合併症

 

治療を行わない限り、発作を繰り返し、その都度、激しい痛みを感じないといけませんし、
炎症部分が真っ赤に腫れてしまい、大変なことになります。

 

また、痛風をそのまま放置すると、痛風結節という大きなコブが
足や手の指の関節にできてしまうことがあります。

 

それに、高尿酸血症が改善されないので、
腎臓の機能が低下する可能性が高いです。

 

腎機能が低下してしまうと、体のあちこちに異変が出てしまいますから、
注意しないといけません。

 

そして、尿酸値が高い状態が続くことによって、
高血圧、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、尿路結石、糖尿病、腎障害
といった合併症を引き起こす可能性があります。

 

いずれも生活に支障を与えたり、
命に関わる病気ばかりなので十分に気をつけてください。

 

痛風発作の激しい痛みがない状態を「治った」と捉える人たちもいるようですが、
痛みがないだけで痛風は治ってはいません。

 

食事と軽い運動で、
しっかりと尿酸値を抑えるようにすることが大切です。

 

一時的に抑えるのではなく、継続するのはとても難しいことなのですが、
そうしなければ、いずれまた痛風発作が起きてしまうでしょう。

 

痛風の治療では、尿酸降下薬を服用するようになりますが、
症状が良くなったからといって勝手に止めてしまえば、また元に戻ってしまいます。

 

痛風になってしまったから、この生活がずっと続くのかとネガティブに考えてはいけません。

 

毎日健康的な生活を送り、楽しく過ごせるのだというように、
気持ちの変換をするようにしましょう。

医者が、痛風患者に「お酒を断って下さい」という理由は、単純です。
お酒には痛風の激痛を引き起こすプリン体が含まれているからです。

 

しかし、ここに驚愕の事実があります。
下記の表は、食品とアルコールのプリン体の含有量(mg/100g)の比較表です。

 

痛風の原因

 

痛風の原因

 

痛風の原因
痛風の原因

 

おそらく、驚かれたのではないかと思います。

 

アルコールは、最もプリン体が少ない食品に入るのです!
実は、痛風の敵は、お酒ではないのです!

 

しかも、食品でもプリン体が多いものは、ごく一部なんです!
この事実すら、多くの方が知らないのです。

 

ともて残念なことに、痛風で悩んでいる、ほとんどの方が、
痛風に関する情報を間違って伝えられているのです。

 

お酒を断つだけでは、痛風の痛みから逃れることは、出来ません!
また、食生活を改善するだけでは、痛風が進行してしまった後の、
命にかかわる“とんでもない事態”を回避することはできません!

痛風になる患者の実に99%が男性だと言われているほど、
痛風という病気は男性特有の病であると世間では認知されてきました。

 

これは女性ホルモンエストロゲンなどが、体内の尿酸値の上昇を防ぎ、
体外へ排出するため、女性は痛風になりにくいためだと言われています。

 

しかし、99%は男性患者でも、
残り1%は女性の痛風患者が存在しているということになります。

 

特に近年では、女性の痛風患者数が増加していると言われており、
痛風も男性だけの病気では無くなりつつあるようです。

 

女性患者の増加の原因は、食生活の欧米化、女性の社会進出によるストレス過多、
飲酒量の増加、運動不足などではないかと考えられています。

 

女性が仕事を持ち、社会に進出するということは、
生活スタイル自体が男性化しているという現れです。

 

生活スタイルの変化が女性の痛風患者を増やしている要因であることは間違いないでしょう。

 

女性が痛風にならないためには、男性と同様に、
日頃の食生活や生活スタイルの見直しが必要だと思います。

痛風は、急性の関節炎を繰り返したり、腎障害を起こす病気で、
手足などの関節が非常に強く痛む痛風発作を起します。

 

しかし、身体の中で長い時間をかけて静かに尿酸の増加が進行していくので、
症状が重くなる前に早めに気づくことが大事です。

 

 

1.痛風発作(急性関節炎)

 

突然、足の付け根の関節などが赤く腫れて激しく痛み出します。

 

ほとんどの場合、症状は足の親指の付け根にあらわれます。

 

足首やくるぶし、指の付け根や手首などに痛みが発生する場合もありますが、
初期症状としてあらわれることは少なく、
7割以上のケースが足の親指から起きると言われています。

 

これは痛風発作と呼ばれ、発作が起きている間は、
普通に歩くことも困難になるほどの激痛が伴います。

 

この痛風発作は、1〜2週間で治まるのが一般的ですが、
その後、半年から1年後に再び同じような発作が起こります。

 

痛風の初期の症状である痛風発作を放置すると、再発を繰り返すようになり、
発作が起きる間隔が短くなっていき、頻繁に激痛に悩まされることになります。

 

 

2.関節の腫れと変形

 

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痛風の症状は痛風発作による痛みだけではなく、患部が真っ赤に大きく腫れたり、
熱を伴った炎症が起きるなどの特徴があります。

 

さらに、初期症状である痛風発作を何度も繰り返した関節は、変形や破壊が進行し、
足首やヒザの関節が腫れて痛むようになります。

 

 

3.痛風結節

 

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関節以外の筋肉や皮下、さらには耳たぶの上の縁などに
痛風結石と呼ばれる小さなコブやシコリが現れます。

 

この痛風結石は、体内に蓄積された尿酸結晶のかたまりです。

 

 

4.腎障害

 

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関節の腫れや変形、痛風結石があらわれると、
腎臓などの内蔵も障害をきたすことになります。

 

初期の段階では、尿濃縮力(尿を濃くする機能)が徐々に低下し、
尿に赤血球やタンパクなどが混じって出るようになります。

 

痛風になると、「肥満高脂血症」「糖尿病」「高血圧症」など
様々な生活習慣病を併発する頻度が高くなります。

 

痛風は、我慢できないほどの激痛が特徴とされていますが、
中には例外的に痛みが強くないケースもあります。

 

また、痛みが起きた場所が足の親指以外だったり、痛みが弱かったりすると、
痛風ではないと自己判断してしまうことがあるようです。

 

しかし、初期症状を放置すると致命的な症状の悪化を招くこともあるので、
自己判断は絶対に控えるようにしましょう。

 

また、初期の痛風発作は、発症してから数日で収まることも多いため、
自然に治ったと思い込んでしまう人も多いようです。

 

痛風発作の頻度は症状が進行するにつれて短くなっていくので、
症状が悪化する前に病院で診てもらうようにしましょう。

痛風になってしまった場合、痛風を完治させることができるのかといえば、
答えはNOです。

 

症状が治まっている状態、いわゆる寛解(かんかい)の状態にはなりますが、
完治はしない病気です。

 

完治はしないといっても、生活習慣の見直しや食事療法などで、
完治したのとそれほど変わらない生活ができます。

 

痛風の症状を抑えるということは可能なのですが、
一度発症してしまうと尿酸値が上昇した時点で再び症状が現れてしまうため、
日頃の尿酸値コントロールが非常に重要になる病気だといえます。

 

薬の服用や生活習慣の改善で症状が出なくなる人は多いようですが、
それはあくまでも一時的に症状が治まっているだけですから、
痛風自体が完治しているわけではありません。

 

いかにして痛風にならないかが重要であるといわれているのです。

 

発症した時点で完治は望めませんし、痛風が発症するまでの過程を考えれば、
なぜ痛風になってしまったのかが分かるのではないでしょうか。

 

もし、痛風になってしまった場合には症状を発症させないような生活を、
まだ痛風になっていない人は痛風にならないような生活を行う必要があります。